ARCHITECT
プロ
山根 侑己
Yuki Yamane
山猫百貨店一級建築士事務所
山根侑己は、“暮らしをデザインする”ことを理念に掲げる建築家。建物そのものではなく、住まい手の人生や日常を包み込む器をつくることにこだわり、香川を拠点に温かみのある住宅を設計している。
山根侑己は1984年香川県生まれ。大阪芸術大学建築学科を卒業後、2016年に山猫百貨店一級建築士事務所を設立。香川や近畿を中心に活動し、無垢材や自然素材を活かした“木の家づくり”を得意としている。所属は香川県建築士会や「かがわ木造塾」など、地域に根ざした活動にも積極的だ。
彼の設計思想は、「建物をデザインするのではなく、暮らしをデザインする」というもの。施主を“パートナー”と捉え、対話を重ねながら理想の暮らし方を引き出し、それを空間に落とし込む。単なる住宅ではなく、家族の記憶や日常の営みを支える“価値ある暮らし”を形にすることを目指している。
代表的な事例には、
「イッケンハンハウス」:敷地間口4m、建物間口1間半。住まいと仕事場を兼ねた小さな建築。
「まんなかにほんだなのある家」:マンションリノベーション。住戸中央に本棚を設け、家族の本を1ヶ所に集約することで家族の趣味嗜好や想いを共有できる空間を創出。
「畳リビングの家」:リビングだけでなく廊下にも畳を敷いた住まい。プライベート空間を除き間仕切りは極力なくし、吹抜けで上下階をつなぐ開放的な住まい。
施主からは「一緒に家をつくる仲間のような存在」「無垢材の温かみが心地よく、家族の時間が豊かになった」といった声が寄せられている。
山根侑己の住宅は、自然素材の温もりと家族の暮らしを重ね合わせた“唯一の住まい”。日常を大切にしたい人にこそ、ふさわしい建築家である。