MODEL PLAN
八ヶ岳の裾野の田園に囲まれた敷地は、季節や時間ごとにその姿がかわっていく美しい場所です。
そんな環境を内へ取り込み、内での生活が外へ広がっていく、
内と外が一体と感じられる「小さな家の大きなくらし」ができる家をつくりたいと考えました。
建築構成として、耐震要素を集約した白い箱を、すき間を開けて配置し、その上に大屋根を架けた構成としています。
白い箱の場所とそのすき間の開かれた場所、大屋根の下の半屋根裏的な場所を横断しながら暮らしが営まれることで、
それぞれの特質をより強く感じられるよう意図しました。
開放的な風景の拡がる南側の大屋根は庇を大きく伸ばし、その下に広い縁側を計画することで、くらしが縁側を介して拡がることを意図しました。
結果として現れた「へ」の字型の屋根の外観は、敷地周辺で多く見られる農作業のために切妻屋根の片側が伸びた倉の形と近い形となり、
風景の中に溶け込んでいくような建築となりました。
敷地: 長野県茅野市
用途: 住宅
階数: 地上2階
構造: 木造
建築面積: 92.11㎡
延床面積: 104.14㎡