MODEL PLAN

モデルプラン

福島県白河市 白河の庫裏

白河の庫裏

敷地は白河市内のお寺が集まる寺町で、寺の敷地を分筆し住職が住まう住居を計画しました。
計画地が寺町と住居エリアの境に位置していることから住居への景観と寺町の低層で大らかで群となる風景の間となる様に
多様なスケールのボリュームと屋根によって文化的なスケールの調和を図りました。
その多様なボリュームの中に多様な居場所となる”縁”を設えています。
境内の様な開いた間口となるような縁側や、深い軒と小さな吹抜けで奥行きのある採光、
雁行した平面で縁(へり)を作り心地の良いスケールの場所、寺町を望むカウンターなどがあります。

生活のシーンを描くうえで頼りとなる”縁”のある居場所は新しい”エンガワ”として捉えることができます。
また寺の風景として人を招くことが日常であることから、
1Fと2Fの両方にリビング的に使える空間を設け人を招く空間とプライベートな空間を分けやすくしています。
一般的にキッチンは家の奥に配置されますが中心に据えることで生活の核となり回遊性やつながりを持ちやすいプランになっています。

また東西南北で風を通すことができるように計画しており、
自然環境との繋がりも持つことで四季の変化そのものも楽しめる住居を目指しました。
“縁”のある住環境の快適性にも寄与することで変化を許容する居心地を考えた住居になっています。

所在地:福島県白河市
敷地面積:142.29㎡
建築面積:57.92㎡
延床面積:102.53㎡