ARCHITECT

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プロ

Akio Kamiya

神家昭雄建築研究室

岡山県を拠点に、日本の伝統的な美意識と現代の暮らしを鮮やかに結びつける建築家、神家昭雄建築研究室の神家昭雄(かみや あきお)。

「古民家再生工房」のメンバーとして長年活動し、瀬戸内の風土に溶け込む「美しい普通」を追求し続けるその姿勢は、建築界で広く尊敬を集めています。

「美しい普通」の先に、特別な豊かさを描く。
建築家・神家昭雄が一本の線に込める、温故知新の哲学
神家の設計思想を象徴する言葉は、「美しい普通」です。 それは、一時の流行を追ったデザインではなく、その土地の風土や四季の移ろいに寄り添い、何十年経っても色褪せない普遍的な美しさを指します。神家は「普通で地味なことを突き詰めた先にこそ、特別な力が宿る」と説き、住まう人の心が静かに満たされる場所を創り続けています。


■ 瀬戸内の風土を「操作」する愉しみ
神家の住宅には、機械の力だけに頼り切らない、自然と共生するための確かな知恵が息づいています。 大きな屋根を架け、深い軒で夏の日差しを遮り、冬の柔らかな光を室内の奥まで招き入れる。神家は、住まい手が自ら窓を開閉し、障子を閉めて調湿し、縁側で日向ぼっこをするといった「家を操作する」プロセスを大切にします。 「多少の不便や我慢も、家を愛でる操作の一部」。その考えは、瀬戸内特有の穏やかな気候を最大限に享受し、五感を通じて季節を感じる豊かな日常を実現しています。

■ 古民家から学び、現代へと繋ぐ「水平の広がり」
古民家再生の第一人者でもある神家は、先人たちが築き上げた空間の合理性と美しさを誰よりも熟知しています。 神家の新築作品においても、その知見は「大らかな平屋」や「緩やかな空間の繋がり」として表現されます。土間を介して外部と内部を繋ぎ、建具の開閉によって空間の質を変化させる。家族の気配を感じながらも、つかず離れずの「良い加減(いいかげん)」な距離感を保つ設計は、現代の家族に深い安らぎと安心感を与えます。

■ 素材の「声」を活かし、見えないものをデザインする
神家が選ぶ素材は、木、土、紙、石といった、時を経て味わいを増す自然素材が中心です。 しかし、神家の真骨頂は素材そのものよりも、そこから生まれる「光と影」や「空気の揺らぎ」といった、目に見えない情緒の設計にあります。 「建築は経験学である」と語る通り、数多くの現場で培われたディテール(詳細設計)の積み重ねが、空間に凛とした緊張感と、包み込まれるような優しさを同居させています。

神家昭雄に「一生の住まい」を託すべき理由
神家昭雄建築研究室に依頼すること。それは、あなたの人生に「時代に左右されない確かな価値」を定着させることを意味します。
風土に寄り添うパッシブ設計: 瀬戸内の気候を味方につけ、自然と共に暮らす喜びを最大化する。
古民家再生の圧倒的な知見: 伝統工法の強さと、現代的な洗練を高い次元で融合させる技術力。
経年美を楽しむ家づくり: 住むほどに愛着が深まり、家族の歴史を刻む「本物の素材」へのこだわり。

「建築は、人を優しく迎え入れる構えでなければならない。」 神家昭雄の手によって紡がれる空間は、日常の何気ない風景を、生涯の宝物へと変えてくれるはずです。

■ 主な受賞歴
神家の「普通」を極めた建築は、専門家からも極めて高い評価を受け、数多くの栄誉に輝いています。

1998年:日本建築学会 作品選奨(『明石の家』)
1999年:日本建築学会賞(業績賞)(古民家再生工房の活動として)
1999年:BELCA賞(『明石の家』)
2002年:グッドデザイン賞(『MTT』)
2009年:第1回JIA中国建築大賞 住宅部門 大賞(『黒の家』)
2009年:森林総合研究所「近未来の木造住宅」コンペ 最優秀賞
2010年:第11回JIA環境建築賞 優秀賞(『谷万成の家』)
2011年:第8回日本建築学会 中国建築文化賞(『今の家』)
2014年:第1回吉田桂二賞(『カイヅカイブキのある家』)
2015年:第4回JIA中国建築大賞 優秀賞(『上山の家』)
ほか多数受賞

MODEL PLAN

上山の家

小さな和室のある家

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