PERFORMANCE/TECHNOLOGY
最新の診断技術を採用し、驚きの大空間と家族の安心を叶える先進の家づくり。
一般的に、耐震診断の実施や耐震性の基準は、すべての木造住宅において義務付けられているわけではありません。しかし「HARELYA Premium」では、「構造計算」「微動探査」「WallStat」の実施を必須としています。それにより、耐震等級の最高ランクである「耐震等級3」を取得しています。これらを全棟でクリアしているので、安心して長く住んでいただけます。
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構造・耐震性能
構造計算・耐震シミュレーション・地盤調査まで徹底し、地震に強い家を追求。見えない部分の精度と安心が、「強く美しい住まい」を支えています。
一般的に「耐震等級3」を取得している住宅は「性能表示計算」で計算した場合が多く見られますが、「HARERLYA Premium」では、より安全性の高い「許容応力度計算」による構造計算(図1参照)を、1棟1棟丁寧に行った上で耐震等級3を取得しています。それに加えて、木造住宅倒壊解析ソフトウェア「Wallstat(ウォールスタット)」を用いた耐震シミュレーションも採用。大きな地震の際も被害を受けにくく、安心して住み続けられる耐震性を実現しています。
長期の補償と、プロによる詳細な点検プログラムが、生涯安心できる住宅地盤を実現。判定日から始まる付帯期間と、引渡し日より数えて最高20年間の初期補償。以後、10年毎の定期点検・更新(有料)により、補償を生涯にわたり、更新し続けることができます。
京都大学生存圏研究所准教授・中川貴文氏が開発した木造住宅倒壊解析ソフトウェア「Wallstat(ウォールスタット)」は、過去に発生した大地震のデータをもとに、コンピュータ上で建物を揺らして、どのように倒壊するか動画で確認できるもの。従来の木造住宅の構造計算では解析できなかった、実際の建物を用いた振動台実験と同レベルの高精度な測定が可能になりました。建てる前にシミュレーションを行うことで、揺れに耐えるためには耐震部材をどこにどれだけ配置すれば良いのかが分かり、設計プランに応じたより具体的な耐震対策が実現。これまでの豊富な解析実績に基づいて、高い耐震性とデザインを共存させる「強く美しい」木造の家づくりが叶います。
2016年に発生した熊本地震では、ごく近距離の住宅であってもその被害は大きく異なるという現象が見られました。これは、それぞれの地盤の「地震時の揺れやすさ」によるもの。一般的な地盤調査では、平常時に建物の重さに耐えられる地盤かどうかを調べることはできますが、地震時の地盤の揺れやすさまではわかりません。そこで「HARELYA Premium」では従来の地盤調査に加えて、小型振動計を用いた「微動探査」を実施。地盤の揺れやすさを踏まえた耐震対策を施せるとともに、地盤特性に合わせた構造設計ができるので、二重の安心をご提供できます。
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温熱環境
気密・断熱・基礎まで、目に見えない性能を測定・可視化し、裏付けある快適さを実現。一年を通して心地よく暮らせる住まいへ。
家の性能を決定付ける要因のひとつに、「HARELYA Premium」は「気密性」を挙げます。ここでいう「家の気密性」とは、「換気をのぞいて必要性のない隙間がどれだけあるか」ということ。気密性は車の燃費と同じように機密測定という方法で数値化が可能です。家の気密を数値にのっとり効果的に高めることは、その後の快適な室内環境での「エコな生活」につながります。
家の建築も人間と同じように健康診断が必要です。大切なのは、悪い箇所を早期に発見して補修すること。特に評価が難しい断熱性能は雨漏り・結露や経年劣化、新築であれば施工精度によって性能が落ちる可能性があります。JJJ断熱診断は、「現在」のリアルな断熱性能を実測・数値化、断熱性能を分かりやすく「見える化」します。
「HARELYA Premium」では、強さ、住宅の長寿命化、施工の容易さを実現し、業界で高い評価を得ている「耐圧版式グリッドポスト基礎工法(オプション)」を採用。既存の基礎では課題とされていた、地盤の影響を受けにくい頑強さや、湿気が停滞しない床下環境など耐震性や耐久性に関わる課題を解決すると同時に、工期の短縮が叶います。性能については北海道学園大学で破壊試験や性能評価を実施済み。強度や安全性、優れた機能性はエビデンスに裏付けされています。
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耐久・劣化の軽減
お客様に安心して長く生活していただけるよう、長期にわたる品質、性能の維持をサポートしています。
人間に対して安全で効果が低下しない「ホウ酸防腐防蟻・高耐久化住宅処理」を導入しています。保証期間中に、予防処理を行った木部にシロアリ被害が発生した場合に、無償で再施工し、修復費用を補償する制度も完備しています。